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とっても 深イイ  実写 Space Battleship ヤマト

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とかく批判されがちな映画ですが、実はすばらしい作品なのです。

ヤマトと大和

『戦艦大和』についてはいままで遠ざけてきたところもありました。
「SB」を何度も観ているうちに、ヤマトは大和と切っても切れない関係があるような気がしてきたのは事実です。

台詞でこそ一度でてくるだけだし、沈没戦艦としてたたずむシーンや発進シーンに痕跡を残すだけなんですけどね。
SBのメッセージ力にはガミラスとイスカンダルの関係、
そして大和とヤマトの関係抜きでは語られない気がしてきたのです。

そして自分が『戦艦大和』についてはあまりに良く知らないことに思い当たったんです。知ってるつもり、と「軍部の愚行」などのレッテル張りであったりとか。

そういう意味で同じように映画でしっかり描かれたものとして
『男たちの大和」を見ることにしたわけです。

もちろん想像を超えた不条理と絶望感。
その中で「生きることと死ぬこと」を必死に考え行動する人たち。
国にため、愛する家族のため。交錯するそれぞれの思い。
実話であるだけにその重さと、悲しみは胸に迫りました。

劇中「SBヤマト」は何度かガミラスと交戦(どっちかというと応戦)しますが、手放しの勝利は全くといってよいほど描かれていません。何がしかの代償や犠牲が必ずといってよいほど付随します。

決して勝利を賛美してはいないSB。善なるものを目指しながらも善悪の判断を押し付けたりしない。分かりにくさも含めて。
『戦艦大和』が下敷きになっているのだろうな・・。

映像に出てくる以上に。ヤマトは「大和」への尊厳を大事にしているように見えます。今回の実写版がストーリー上は多数の犠牲者を出しながらも命を軽んじていない重みのようなものを感じるのは「戦艦大和」という存在があるからこそではないかとも思います。

長くなりました。
今日その「男たちの大和」を見た後はじめて「SBヤマト」を見てきました。
「もしかしたらSBが軽く見えるのでは?」
という心配は意外なほど杞憂に終わり。
却って感慨がました感じで見られました。

見えないコードで裏「大和」が存在している。
興味がある方は同時進行で観ることもお勧めします。
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by nikikko | 2011-02-18 16:42