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とっても 深イイ  実写 Space Battleship ヤマト

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とかく批判されがちな映画ですが、実はすばらしい作品なのです。

SB ヤマト ネタバレシリーズ①

映画にとってオープニングは命。

SBのオープニングはヒロイン森雪の瞳の残像から。
なん筋か光跡、心臓の鼓動。
緊迫した様子が脳裏を掠める。
すぐにスピード感のある驚くようなズーム&トラックバック。(多分合成)
戦闘機に乗る森雪が登場。

私など、ここだけでも舌を巻く。
世に言うファーストカット。
普通のズームバックやトラックバックするだけでも
気を使うのに引き始めは、クローズアップのようでクローズアップではない。
周りの光景、OL(オーバーラップ)で行き交う光線(遠景)が瞳に写っているという設定なのだから。
私も専門分野の端くれではあるが・・・。
このファーストカットは実にすばらしい。

あっという間に戦場という異常空間にいざなって見せるのだからね。
この映画は宇宙での戦争の映画なんだよとストレートに入ってきます。

さらに引いてコスモタイガーの編隊、後ろに浮かぶ火星。
火星は部分だけで全景を見せないのもミソ(赤い地球と似てますからね)。
リアルさと普段なじみのない距離感で描かれています。

機銃の軌跡をかいくぐりながら飛行する先には上から覆いかぶさるような大きな物体が。でも、それがなんだか良くわからない。(総てを見せない演出)

ここでシーンは艦橋に変わり、この物語の中心人物でもある沖田艦長へと急接近。
指示を出す姿はもうを重要人物であることを暗示する。(それもしかとは語らず。人物が分かるか分からないかのうちに空中戦にカットバック。)
森雪に戻り、射程内から退避。押さえつけるような敵戦艦のスケール。
それさえもゆっくりは堪能できない。

なぜここまで忙しないか。
総て計算づくなのだ。戦場に待ったはない。
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by nikikko | 2011-03-01 21:17