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とっても 深イイ  実写 Space Battleship ヤマト

nikikko.exblog.jp

とかく批判されがちな映画ですが、実はすばらしい作品なのです。

古代君といえば。
対比する関係は主役だからたくさんありますよね。
沖田:古代
守:進
真田:古代
島:古代 などなど。

(もっとも古代君が本当に主役なのか!?という辺りがヤマトがヤマトたる所以とは思うのですけどね。)

主役にはヒロイン。

解りきったことなのですが。
古代進には森雪と決まっている。

アニメでは26話をかけて、2人の恋が実っていく様子。
思い起こせば、子供でも割とわかりやすい展開でした。

ところがSBとなると。
いただけないというご意見の多いこと・・・。

そう。SBで2人のロマンスは特にご不満や疑問の声が多い。

「あんな戦闘状況で?しかも重責を担ってるのにロマンス?!」
「どさくさにまぎれて・・・いたしちゃったの?!興ざめ~~!セクハラでは?」
という風に枚挙にいとまなし。

でも、どうなんでしょう?
確かにこの映画はラブロマンスの映画ではない。
といってむりやり話を入れたわけでもないと思うんです。

古代は最初は雪をどう思ったかは解りません。
きれいだから男としてもそれなりの気持ちはあったと察せられはします。
でも、雪にははじめっから古代への憧れはあった。
もちろん元エースパイロットだったんですからね。
同じ道で、たとえ一面気高く強い女性でさえも、
憧れるのはごく自然。

途中、古代は事件が元でグレて(?)しまうわけですが。
雪には、見損なったそんな古代でさえ、憎しみの感情の裏腹な気持ちはあったと思う。
そんな一度は見下げた男、でも映画の中で古代は彼女があこがれていたときよりもさらに光り輝いていく。

気づかぬうちに秘めた想いが募ることは繋がっていきます。

戦争中ですよ?
それは恋愛は禁じられてはいたかも知れない。
でも、その禁を破って情に流れてしまう。
生命保存の法則とでも申しましょうか・・・。
ありえない話ではないと思うんです。

僕自身も。
戦争に近い体験はしました。
そんな時、平時は気にもかけてなかった異性を意外なほど意識したことがありました。生死も知れない状況では、十分ありえること。
私にはそう思えます。

しかも。問題のシーンは。同士を自ら切り捨てる。
2人同罪の罪を犯した上、古代は艦長からイスカンダルの嘘まで聞いてしまった。
彼らが結びつくこと自体を。
秘めていた恋愛感情が溢れ出ることを・・・。

果たして責められるのでしょうか?

あのシーンは確かにあそこで心の一線を越えたということは示しましたが。
行為まではほのめかす程度。
未来のことなのだから、死後の人工授精だって十分ありえる。

私としたらそう矛盾はしていないように思えて仕方がない。

また、ヤマトはイスカンダルへ放射能除去装置を取りにいくという大義はありましたが、僕の想像では、もしだめだった場合。「種の保存」ということも想定されていたのではないか?(ヤマトの最初の大義は選ばれた人類を地球から脱出させる)乗艦員に女性が多いことからそんなことも想像してしまいます。・・・・「復活の日」でもあるまいに^^;
(古代がガミラス上陸を決めたとき、少なくとも種の保存より人類救済を選ぶ選択をしたようにも理解できます)

人工授精はともかく。
2人がその後愛を育んだとしても。
決して矛盾はしない。

航海自体はそれなりの期間はあったわけですしね。

今回の映画に関しては。
そういうことも含めて。
色々なイマジネーションが出来るのです。

それはこの映画が、唐突・詰め込みすぎに代表される弱点の。
とてつもなく強力な反証であり、秀逸な一面でもあるわけです。

私のように妄想するかしないかはともかく。^^;
そういう点で2人のロマンスを。

見守ってあげることは出来ますよね?
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# by nikikko | 2011-01-30 15:47
別項目でも書きましたが。
本作はとても緻密に練られた作品だと思います。
監督の手腕なのでしょう。

生命・愛・希望、そしてそれをリレーしていく愛の戦士たち。
監督の想いがヤマトの願いが。
本当にこめられている気がします。
何よりメッセージの発信の仕方が心憎いばかり。

例えばなんですけどね。

最初古代守が明るい感じで沖田艦の盾として人類の希望を託して殉死するわけですが、
最後、弟の進も同じ行為に出ています。(しかも同様に笑みをたたえながら)


また、別の場面ですが。
話の出だし部分で、沖田に向かって最初進は恥ずかしくないのか?と噛み付くシーンがあります。
沖田は「生きて還るという仕事もある。」と自らの信念を言います。
戦いや物語がつむがれていく中で、古代進は指揮官として成長。
最終盤で古代は島に「生きて還る仕事」を託す形でクライマックスになるわけです。

また、その最後の場面でも。
島が最後に第一艦橋に入ってくるのをすべて予感していたかのような古代。
島が一番大事な操縦かんを自らに託され、進自身は最愛の雪を島に託す。


くどく説明するわけでもなく。
とにかく心打たれる演出ばかり。

心無いことを評価する人はこういう場面を。
きちんと見られているのでしょうかね?
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# by nikikko | 2011-01-29 20:43
12月に公開された「SBヤマト」
そろそろ、上映も打ち切り間近と言うところだろうか。
日に5回だった上映は、シネコンの事情にもよるけど今は2~3回。
毎週のように通ってきたけれど。
サービスデーのレイトショーでも田舎の映画館じゃ10人のお客も観ていない。
貸しきり状況なのが実情だ。

この映画。
事情通には押しなべて評判はよろしくないが。
僕はとても気に入っている。
口コミなどでも評価は良くなく多くが最低ランク。
ただ悪い評価も含め感想評の多さなどはトップランクの賑わいだ。

実際に何度も通っていろいろな空気も感じた。
満足感漂うお客が目立つ回。
そうではない回。
僕自身も初回、6回目は余計なことが気になって集中できなかった。

でも。
そういう映画なんだなと。
最近はある程度納得できる。

エンターテーメントの視点から感性に響かない人は多いだろうな?
観て楽しませてもらえる。
と言う意味では人によって不満は残るだろう。

この映画は。
観る人の気持ちがヤマトに乗艦できなければ空々しい場面も多い。
まるでノッでいけない。
映画に参加したような気(ヤマトに乗った気)になってしまうと。
これほど面白い映画もないのだけどね。

元は原作も含め偉大な昔の少年たちの空想から始まった物語。
オトナの論理・ことの必然性・何かとの比較。
そんなもの当たり前の武器として脳内に持ち込んでしまえば。
劇ではなくて頭の中ですでにヤマトは木っ端微塵だろう。
表面的にしか見られないだろうし、第一粋じゃない。

まぁ。良い。
他人様がなんと不満を言おうが。
僕は毎度心底楽しませてもらっている。
それは紛れもない事実。

観た人自体の評価は大きく分かれる場合も多いが。
監督はそんなの織り込み済みとさえ思う。
そうじゃなきゃ、これほど色々な隠しダマは用意されていないだろう。
結構やんちゃな監督さんだな。
かなりのリスクは覚悟の上で・・・。

劇中、真田さんが無茶なワープをした古代に噛み付くシーンがあるけど。
ワープしなくても木っ端微塵だったんです!

古代の切り返しは。
なぜか監督が(実写ヤマトのことを)言っているような気もしてきた今日この頃。

また、明日。
ほんとに実在してるような気になってしまう真田さんや
「性善説の映画なんですね~」『普通の男を演じたかった」なんて老獪にとぼけたことを言いつつ核心を突いてくる、山崎務こと沖田艦長にお目にかかりに行ける。(苦笑)

せいぜい戦闘に参加することを楽しんでこようと思う。^^v
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# by nikikko | 2011-01-24 23:47
5回目の実写版はお正月に息子たちと見た。
エンディングが終わっても立ち上がらない観客多数。
私たちも当然その中にいる。

その日の午後。映画はみんなで2作見た。
子供が希望したのは「I某」。
父ちゃんの観たいヤマトなど観たくないとか・・言う始末で。
結局サービスデーだったから、うまく言いくるめて両方みたわけ。
先に見終えたかの作は人の入りも多かったがタイトルバックが始まると
多くの人が出口を急いだ。
3人とも感動というより重苦しさと謎だけが残った作品だった。


子供たちは気が進まない感じで次に席に着いたのが我がバトルシップ。
結局終わるころには親子揃って感動の世界へ。
昔アニメのDVDを見せたときはイマイチという反応だったので心配したが。
取り越し苦労だった。
もっとも、子供が感動する部分は必ずしも私とは同じではなかったけれどね。



前置きが長くなりました。
うちの子供でも感動するんだから。
評論家の声や口コミの悪い評判だけじゃなく少しは高評価もネットにあがっているのかな?
とその夜からいろいろ見て回った。
ところが・・・・。
あら~~。
目立つのはがっかりインプレッション多いこと!

多くは昔のアニメとの違和感を嘆く話。
ミスキャストだ。役者が気に入らないだの。
ストーリーや脚本設定が唐突で最低だの。
やれ松本零士や宮川さんがなつかしいだとか。^^;

もちろん「感動した!」という方も多いのですがどうもそちらの意見は理由付けのようなところが弱い。

まぁ。FSXが甘いとかくらいならまだいい。

原作原理主義みたいな人がいっぱい跋扈していて。
アニメに熱狂したことなど遠い昔の私だけど。

ここまで悪く書かれる映画か?!

僕もそれなりに映画はいっぱい見てきたし。
そう偏った価値観も持っているつもりはない。

確かに初回見たときは、僕にもアニメのイメージやキャラクターへの思い入れもあったから、それなりに違和感はあった 。
唐突に思えたシーンも多く、 初回は70点くらいにしか思えなかったのは事実。

だから自分でその違和感の謎解きも含めて初回アニメ26作と映画2本見てみたんです。(30年ぶりじゃないかな。)

違和感は確かにノスタルジーに変わりかけました。
やっぱりアニメのほうがいいよなぁ。って。

でも、実写のほうが感覚的なところやリアルな部分、話の説得力など。
数段優れている部分はかなり多い。

これはこれで最大公約数は持ちながらも独立した作品ではないか?
そう悟って2回目を見た。

面白い面白い!

余計な先入観を抜いてしまえば、ストーリーや出演者。
ひいては製作者の熱意や意思までが嘘みたいにビンビン伝わって来るではないか?!

素直に泣けるし感動もできる。
唐突に見えた部分も脈絡をもってつながってくる。

映画って。
一度見ただけじゃ。
わからないこと。
意外と多いんです。

一回ですばらしいと思える作品も中にはありますけれどね。
僕の場合。良いものは何度も見て感動が深まるほう。

この作品はそういう匂いがします。

かつてアニメのヤマトは26作のテレビ番組。
それも再放送を重ねることによってブームを作った。
それをしてようやく。
沖田艦長、古代進、森雪、島、真田、佐渡、徳川のキャラクターが。
ヤマトが完成していったんです。

実写映画は。それを財産というより足かせになってしまうのを承知で。
たった一作で完成させようとした意欲作。

僕の感想などで世の風向きが変わるものでもありませんが。

少しくらいは援護射撃しても良いかなと。
思うこのごろです。
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# by nikikko | 2011-01-03 21:15
分別盛りのヤマト世代です。
よい年をして5回も実写版を見ました。
個人的には。
とても練りこまれたすばらしい作品。
アニメ原理主義的な方は耐えられないだろうけど。
オリジナルの魂を生かしながらリアルさを追求していると思います。
1度目はアニメの影響が大きすぎてすんなり入らなかったのは正直なところですが。

作り手は「宇宙戦艦ヤマト」とはいったいどういうものだったのか。
ヒーロー物語というだけではなく。究極の戦争という状況で人の取りうる行動や想いに深い意味合いまで持たせようとしています。

新しい血を吹き込んで昔のテーマだった「愛」を言の葉では一言も語らず。
行動によってのみ伝えようとすることも日本的で好きです。
微に入り細にいり。原作のイメージや誇大な宣伝に引きずられないよう
うまくイメージをリレーいていくと役者の個性もあいまって大変よくできた作品と思えます。

旧ヤマト世代で1度見ただけで毀誉褒貶するのはどうかな?
数回見るととても収まりよいと思うのですが。

大スクリーンで堪能できるのは今だけですよ?
テレビ再放映してから後悔しても遅い気もします。
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# by nikikko | 2011-01-02 15:56